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明治30年春場所5日目 (東京朝日新聞/明治30.2.14)

○回向院大相撲
・昨日(五日目)は朝来の好天気に加え、二三連中の総見物ありしため場中にぎわいたり。
鉞り雷ノ音は、の左差しを鉞り巻いて挑みしをは腰投げを打ちたるも腰砕けて鉞りの勝。
梅垣淡路洋は、突合い片手車にて互いに隙を狙ううちは左差しにて掬い投げを打つを、淡路は早くも右手を内枠に掛け満身の力を出して持ち出しての勝ちは大出来。
御舟潟毛谷村は、御舟の得意下手に入り毛谷村は上より巻き片閂にて絞り、或いは腕捻りを試みしが御舟は防ぎて効かず、押出して御舟の勝ちは大相撲。
鶴ヶ濱勝平は、得意の外掛にて打ち勝たんとせしも、の踏ん張り強く押切っての勝。
八剣梅ノ谷は、の二本差しを右手を首にかけ左前袋を引きて釣らんとせしうち、は腰砕けての勝。
黒岩は本年幕下にて呼物の力士、の右四ツを無造作に釣り出しての勝。
岩戸川楯甲は、突合い岩戸は苦もなく突出しての勝は片や幕内力士とは見えず。
雷山梅ヶ崎は、突合いの張り手には焦立ち、来るを透かして送り出しの勝は面白かりし。
外ノ海小天龍は、突張り手にて挑みしが小天が掬うて見事の勝。
不知火高浪は、不知の左差しにて寄るを、は二本差しにて寄り切りの勝。
横車天津風は、右の相四ツにて挑みしが天津は左筈に差し替え下手投を打ちて団扇は天津に上りしが、同体に流れしと物言い付きて預りとなり、星は五分五分。
朝汐大蛇潟は、大蛇の二本差しには注文違いに左巻に防ぎながらようやく右上手にて詰めを取り、引き投を試みしが不覚にて遂にが付け入り腰砕け大蛇の勝は満場大喝采。
逆鉾大戸平は、立合いは突込み行くを大戸は防ぎたるも耐え得ずして押切られの勝は手際にてあっけなかりし。
小錦大砲は本日の好取組、互いに突合いは隙を狙うて付け入らんとせしもは中腰にてよく防ぎしより、の左小手先を取て引落さんとせしも効かず、かえっては付け入り左差しにて押切りたれば、は土俵の詰めに当りて後ろへ倒れ大砲の勝は場中割るるばかりの大喝采。

源氏山の病気
・同人は七八日前より風気にて今度の場所へは出勤出来ず。

楯甲は入幕時の勢いはすでになく、十両にも完敗するとは病気のためでしょうか?人気に溺れた時期があったとも言いますがこの頃でしょうか。いずれ大阪相撲へ移籍して成長、大阪相撲史の中でも最強と言われる横綱になる力士です。さて上位の土俵は大荒れ、横綱大関3人衆が全員敗れてしまいました。全勝の朝汐にも土。大関昇進のチャンスを逃した源氏山はどうやら風邪とのことです、この1ヶ月の中断が無かったら・・歴史は少し変わっていたかも知れません。

明治30年春場所星取表
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【2009/03/03 11:33】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
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