スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治30年春場所4日目 (東京朝日新聞/明治30.2.13)

○回向院大相撲
・昨日(四日目)は久し振りの開場なれども貴顕紳士連の来場少なきためまづ七分通りの入客。
利根川嶽ノ越は、が焦りて引落さんとするを利根はすかさずもたれ込んでの勝は僥倖。
知恵ノ矢甲岩は苦もなく押切りての勝、知恵は幕内相撲の比とは雲泥の差なり。
鬼龍山に三浦潟は、の突き手に三浦の体崩れフラフラと末溜へ落ち込んだり。
神力大鳥毛は、の左差しを大鳥は閂に絞りて振り出さんとせしを、はもたれつつ渡し込みしに大鳥は仰向に倒れて大鳥の勝は数年来にて二三回なり当しは不運なり。
唐辛司天龍は、突き合いはハタキてすぐに右の手を首にかけ引落さんとせしが、司天は抜きて突き込むも未だ体の極まらぬためは小手投を打ちて勝ちぬ。
鬼鹿毛雷山の二本差しを上より合掌にて捻り出さんとて満身の力を出したるが、は危くも抜き替え左筈にて押切りの勝は見事なりし。
荒岩不知火は当日中の好取組み、互いに突張り右相四ツにて大相撲となりしが、不知は左眼の上に爪傷を負い血潮の眼中に入りしと叫びしより引分となりしは残念。
谷ノ音越ヶ嶽は、の首投げ極らずしての左差しをは右上手を引き左に巻き込んで、まきながら右の内枠にて寄り行くをが廻り込みウッチャリにて勝ちは大出来大喝采。
海山若湊は、互いに突合い大相撲にては小手投を打ちしがは臆せず突き入り押出さんとし、の踏張りには右片手枠にて団扇はに上りしに、は先にに踏切ありとて物言い付け預りとなせしが星はのものならん。
梅ノ谷黒岩は、が両差しにて釣りに行くをの身の丈高ければ一寸と堪えて直ぐ釣返して持行き、土俵際にて右の咽喉輪にて突出しの勝は大手柄。
勝平熊ヶ嶽は、の手取りにの上手にて面白き取組なるが、の右差しを巻きて防ぎながら注文中は下手に入りて右片手枠に行くを、は踏張りて押出すをは廻り込みながら右片手枠にてもたれつつの勝は得意の手なり。
楯甲岩木野は、の左筈を岩木は巻きて互いに左を防ぎおりしが、岩木は左前袋を引きつつ引投にて見事の勝。
梅ヶ崎松ヶ関は、立上り互いに引廻さんとあたかも小児のどうどう廻りの如くに挑みおりしが、解けては突出し咽喉輪に攻めたるもは顔をシカメながら受け外し、左四ツに組むやいなや釣出しての勝は大相撲。
高浪外ノ海は相四ツにて挑み、はウンと力を出して引投を打ち、残って右内掛にての勝は近来の上出来。
大砲響舛は、の左筈をは何のという顔にて巻込み上より押し潰したるにはも可笑しかったかニコニコしながら引込みぬ。
天津風朝汐は、の突きにが立ち後れしも右差しにて持出し土俵際にて投を打ちしは極らざりしも、天津は土俵を踏み滑って自ら土をつかむ。
鳳凰逆鉾は、の左差しをは上手にて巻き苦もなく捻りての勝。
大蛇潟小錦は、立上りは付け入らんとするもは烈しく突出し苦もなく突出したるは横綱の貫目確かにあり。

本場所再開しました。この1ヶ月の中断中にケガや病気でもあったものか源氏山・千年川・鬼ヶ谷が休場です。特に源氏山はキャリア中で最も大関に近付いていた時だけに勿体無かったです。荒岩vs不知火は流血による痛み分け。新十両梅ノ谷は黒岩に完敗して2勝2敗となりました。のちの名横綱もまだ10代、そう簡単に勝ち続けるほど甘くはないようですね。鳳凰は堂々の大関相撲で逆鉾を退けました。

明治30年春場所星取表
スポンサーサイト

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2009/02/13 21:36】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
<<明治30年春場所5日目 (東京朝日新聞/明治30.2.14) | ホーム | 雑報 (東京朝日新聞/明治30.1.17-)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。