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明治28年夏場所千秋楽 (時事新報/明治28.6.18)

小西川熊風は、突き出して小西の勝。
甲岩高見山は、左四つ寄り切っての勝。
朝虎隈川は、の泉川崩して一二合突き合い、突き出しての勝。
黒岩松若は、一二合突き合い右四つに組み土俵際にて少しく危うくなるよと見る間に捨ての勝。
岩ノ里当り矢は、双方勢い鋭く突き合い、突き出して当りの勝。
逆鉾京ノ里は、右四つまた合四つに変じ双方必死と争ううち水入、再び組みて堅く角力い引分。
松ヶ関岩木野は、一二度突き合い手車となり、崩して左四つにて必死と角力ううちスクイての勝。
猪シ関ノ音は、突き合いの左筈に来るをは引外し手四つとなりて争ううち、ついに押し出しての勝。
・中入後、滝嵐八ツ房は突き合い左四つにて角力ううちアビセ掛けての勝。
・三役、鬼若知恵ノ矢は突き合い右四つとなりて争ううち知恵に踏み切りありての勝。
若嶋鉄ヶ嶽は、の左差しに来しを崩して諸手を前袋へ掛け手痛くと争ううち水入、再び組みて堅くなり引分。
雷山友響は左四つにて角力い、寄り切っての勝にて千秋楽を告げたり。

○二段目勝越力士
・回向院の大相撲は昨日をもって千秋楽を告げたり、二段目力士中東西三十枚目までに五日の勝越しは若嶋黒岩、四日同じく松若逆鉾升田川真龍、同じく三日は京ノ里当り矢鉄ヶ嶽友ノ藤八幡山岩ノ里熊ヶ嶽、同じく二日は祇園山御舟潟、一日が唐辛雷山勝平松ヶ関升ノ戸猫又隈川稲瀬川滝嵐鷲ノ濱梅錦
・また三段目にて著しき勝を得、次場所には二段目の中頃までも昇進すべく思わるるは梅ノ谷全勝、万力一日の負けなり。

さて千秋楽、新十両の逆鉾(さかほこ)が狭布里(きょうのさと)と対戦。新聞中では記事のように「京ノ里」と表記されることがたびたびあります。読み方が同じなら良しということなのでしょうか。元の名前は確かにちょっと読みにくい字ですが・・前日に幕内大纒を破った関ノ音(せきのおと)、猪(いのしし)鍋吉という珍名力士に敗れて7敗目。惜しくも入幕を逃して張出で臨んだ今場所の関ノ音でしたが結果を残せず、この場所限りで番付に見られなくなりました。廃業してしまったのでしょうか?そして記事の最後、のちの横綱二代目梅ヶ谷が三段目として登場、当時17歳でしたが怪童として早くも注目されていたといいます。

明治28年夏場所星取表


新聞掲載の星取表
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【2008/06/03 22:33】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
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