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明治28年夏場所2日目 (東京朝日新聞/明治28.6.7)

○大相撲
・雨天のため二三日延引せし大相撲はいよいよ昨六日二日目の興行あり、当日は無類の快晴にてまづ相応の景気なりし。
松ヶ関関ノ音は、立上り小手先にて競り合い右を差すとはその手を泉川にて撓めしも、直ぐ解き右四ツとなり互いに釣り合い双方危うきを残しつつ揉合い、水となり再びつがいはしきりに釣らんとしもよく防ぎ最早引分けとならんとする一刹那、遂に釣り出しての勝は大喝采なりし。
雷山鉞りは、立上りは左を差し内掛を試むるを外して寄切りの勝。
唐辛不知火は、右を差し捻りて見事の勝。
海山高ノ森は、二三合突合い左四ツとなりが上手投げを打ちしときは危うく残り、腰を据えて防ぎしが再び上手投げにての勝。
大纒響升は、突合い突立て右を当て押切ての勝。
大砲玉龍は、立上りを二突きにては踏み切りて負け。
梅ヶ崎千年川は、千年立ち後れたるためが激しく突掛かりたるとき危うかりしが、残って突合い突き出して千年の勝。
大戸平響矢は、右を差し寄り切って大戸の勝。
・「中入後」若島岩木野は、突合い左を差すをは振り放し突張り合い、突き出しての勝。
大達越ヶ嶽は、立合にが例の中腰拳固仕切りを気に構えは容易に立上らず、ようやく立上るやいな左差し寄り切っての勝。
大蛇潟北海は、左四つ遮二無二寄り倒しての勝。
鳳凰天津風は、無造作に立上り左四つ寄り切っての勝。
小松山若湊は、立上り小松が勢い込んて突ッ掛け来るを、はスカシたれば小松はアワヤ土俵を割らんとし、辛く残りたるもすかさず押しての勝。
谷ノ音出羽ノ海は、右四ツにて揉み合い櫓投げ美事に極りの勝は是非もなし。
小天龍西ノ海は、立上り小天突掛け来るをそのまま寄切り西の勝にて打出したり。

1日遅れで大戸平が出場。ケガや病気が原因なのか、本場所の開幕が延期されたためにゆっくり地方を巡業していて初日に間に合わなかったものか、記事からは分かりませんが、この場所は序盤の休場者が目立つので延期の影響はいくらかあったのではないかと思います。通信や交通がまだ不便な時代です。花形力士の一人であった大戸崎はこの場所には出ず、大阪相撲へ移籍しました。移籍後の大戸崎は勝ち越すまでになかなか苦労しており、東京と大阪のレベル差がまだほとんど無かったことを思わせます。

明治28年夏場所星取表
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2008/04/14 22:11】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
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