スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治28年夏場所初日 (東京朝日新聞/明治28.6.4)

○大相撲
・予期の如く出世大相撲はいよいよ昨三日より東両国回向院境内において開場したるが、取組中最も観客の望みを嘱せる東西両大関小錦大碇大戸平並びに朝汐外ノ海達ノ矢今泉高浪一力鬼ヶ谷等幕の内屈指の力士欠勤したるため大いに人気に障り、一際引き立ちかねし景況なりし。
響矢両国は、立上り二三合突き合い左四ツとなり、寄り倒しての勝。
玉龍大達は、二本差し苦もなく寄り切っての勝。
北海小天龍は、立上り互いに巻き合いつつ揉合い、は右を差し押し出して勝。
岩木野海山は、右上手を引き左を差すをは敵の左を巻き込みながら捻りて見事の勝。
若湊大蛇潟は、一寸立ち後れしがそのまま立上り、は右を差し左を当てて寄るを大蛇は危うく残りて廻り込むを、は再び寄り来るを大蛇は又もや辛く残りて左上手を引きて寄り戻すを、は廻り込まんとせしも効なく遂に大蛇の勝は案外なりし。
天津風大砲は立上り突張り合い、突き出しての勝。
西ノ海雷山は、西例の泉川を試みたりしが直ぐに解き、掬い投げにて西の勝。
・「中入後」越ヶ嶽小松山は、立上り左を差し遮二無二寄り切っての勝。
出羽ノ海大纒は、左四ツが寄るを出羽は一寸堪えて暫くためらううち、が必死と寄り来るを出羽は辛く残りて廻り込み、寄り倒しての勝は老練。
響升梅ヶ崎は、が筈にて押し行くとは一寸堪えながらそのまま右を当て寄り倒しての勝。
鉞り鳳凰は、立上り一寸突き合い鉞り右を差すをはその手を泉川にて撓め出さんとせるを、鉞りは必死と防ぎしもついに潰れて鉞りの負け。
千年川唐辛は、二三合突き合い千年が勢い込んで突掛ける途端、肩ムソウにての勝は大喝采。
不知火谷ノ音は、右四つ寄り切っての勝にて打出し。

3大関が全員休場、朝汐も不在で閑散とした初日だったようです。大量の休場者のせいで横綱西ノ海の初日の相手は十両の雷山(らいざん)となってしまい、一蹴します。過去に何度か脱走したことのある今泉は東の張出となりましたが、また場所前に脱走でもしたのでしょうか、一旦番付から外されて帰参したという格好になっています。しかし結局休場・・西の元関脇達ノ矢も張出ですがこちらは病気休場を続けており、十両に落ちるところですが実績があるため幕内格にとどめた、という感じで今泉の張出とは意味合いが違います。

明治28年夏場所星取表

東前頭11・響矢春吉
スポンサーサイト

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2008/04/10 17:17】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
<<明治28年夏場所2日目 (東京朝日新聞/明治28.6.7) | ホーム | 明治28年夏場所前 (東京朝日新聞/明治28.5.16)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。