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明治28年春場所5日目 (二六新報/明治28.1.18)

○回向院相撲
・昨五日目、朝よりの曇天にもかかわらずかなりの大入なりき。
高ノ森小松山は、左に脇みつを引き右に前袋を取る、小松は右の上手にみつを引き止まらば釣らんと挑みたり、は敵の釣りを気構え腰を引きて挑む、水入りてより互いに挑みたれど勝負見えざれば遂に引分となる。
越ヶ嶽鬼鹿毛は、左を差して廻しを充分に引く、は敵の差し手に右手を引掛け寄らば懸けん、は寄りよせて投げんとしばらく挑み、より寄り進んで来る出鼻を引ぱづして引いたる左に力を籠め逆投を打つ。
今泉小天龍を突出し。
天津風大戸崎は、天津左を差してみつを引く、大戸右の上手にみつを引き二三合挑む、大いに大戸より寄る天津一寸堪らえとたんに大戸が内枠を見せて捻らんとして残り、大戸がしきりに攻立てたれど天津の体を左右にかわして防ぎたれど、堪らず遂に大戸が内枠を掛けて逆に捻り倒す。
外ノ海谷ノ音は右四つの大競り合い、より寄り進むを土俵際堪らえる、が寄して釣らんとすをの蹴返しを見せて防ぐ、少しくいらちて右手に力を籠めて釣出さんと進むを、の土俵際に一寸捨身を見せて同体に倒る、団扇はに上げしも勝負は預りとなる。
小錦鳳凰は、立合にが左手にハズをかって押切る。
・中入後、大泉升ノ戸は、立合にの差したる諸手にが貫抜を掛けて極め出し。
一力両國は手先に挑み左四つに組み、一力より寄り進む出鼻を両國が一寸堪らえて打ちしカタスカシ見事に極まる。
若湊唐辛を押し出し。
海山梅ヶ崎は、立合に突合い海山より勢いよく突いて行くを、が土俵際にて廻り込み今度はアベコベにより突掛け突出して勝たるはの大出来と云うべし。
響升出羽ノ海は、すぐ左四つに組み土俵央に立たるまま、さしも動かず水を入れて引分となる。
千年川鬼ヶ谷は、突合て右四つに組み大競り合にせり合い、より一寸外掛けを見せて土俵央に居直り水入り、又も烈しく競合うさまはあたかも田舎場所に見る初切相撲の如くなりしが、勝負の果しなければ遂に引分となる。
朝汐は立合に大纒の前袋を取てより切り。
北海大碇は右四つに組み、より切り大碇の勝にて打出したり。

西ノ海は前日まで快調でしたが、どこか痛めたのか休場してしまいました。残された上位陣の小錦、朝汐、大碇がよく頑張っています。今日一番の殊勲者は新入幕の梅ヶ崎でしょう、売り出し中の海山を逆転で下しました。値下げの効果もあったか客入りの方は順調のようですね。明日からは人気者の大砲も出場してきます。

明治28年春場所星取表
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2008/02/29 21:24】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
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