スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治27年春場所初日 (東京朝日新聞/明治27.1.5)

○大相撲
・前に記せし如く両国回向院境内に於ける出世大相撲は一昨三日より開場したり、早天より響き渡れる櫓太鼓の音勇ましく、とどろとどろと両國橋踏み鳴らして押出したる見物おびただしかりき、木戸前には勧進元伊勢ヶ濱へ贔屓より贈りし幟数十本朝風になびきて景気を添えたり、当日は元始祭にもあり三ヶ日の中にもあれば場内は初日にかかわらず八九分の景気にて、相変らず近衛公爵その他貴顕紳士も多く来観され、何となく賑やかに見えたり。
鬼鹿毛音羽山は、寄り切て鬼鹿毛勝。
響矢鬼ヶ谷は、立上り烈しく突合い左四ツとなりは寄らんとせしが利かず暫時挑み合い、取り疲れ水となり再びつがい揉み合いしも、勝負見えずして引分。
大達一力は、念入りに立上りはシャニムに寄らんと焦りの方すでに危うかりしに、寄り返し力は必死張り手にてのヒルム所を付入りしも、は泉川にて防ぎ双方面白く挑み合いしが遂に水となり、水入後双方大事の相撲と軽々しく進まず睨み合いとうとう引分。
若湊小松山は、突き合い捻りて若湊の勝。
外ノ海高浪は、足癖に行くをアビセられ外ノ海の勝。
越ヶ嶽司天龍は、すぐ蹴返し司天の勝。
千年川出羽ノ海は、出羽矢筈にて攻め行くを千年引き外しウッチャランとして潰れ出羽の勝は老練。
玉龍谷ノ音は、双方放れて立上りの突き掛けるを弾かんとして踏み切り玉龍の勝。
小錦大泉は、無造作に押し出しの勝。
西ノ海御用木平ノ戸改名)は、西泉川にて撓め出さんとするをは預けつつ得意の足クセにて行きしに、その足を取られて西ノ海の勝。
・(中入後)高ノ戸笹島は、トッタリにて綺麗に高ノ戸の勝。
雷山大戸崎は、寄り倒して大戸の勝。
北海天津風は、天津は敵の出鼻をハタキ込んで天津の勝。
大蛇潟大纒は、大蛇が巻込んとするを右をさし寄切て大纒の勝。
響升小天龍は、突き出し小天の勝。
海山大碇は、双方売出し相撲の事とてここぞ大事と念入に立ち上りしが、アッケなく突出しの勝。
朝汐知恵ノ矢は、立ち上るや押し切て朝汐の勝。
鳳凰大砲は、左四ツとなり揉み合い下手投げにて見事鳳凰の勝。

珍しく、新年早々の開幕となりました。新番付では八幡山は地位表示の無い張出で、事実上の大関陥落です。以前では剣山にも同様のことがありました。八幡山は初日から休場、大戸平も休場で今場所も西方は飛車角ぬきで戦わなければなりません。西は大砲が新関脇、今回もラッキー昇進と言えるでしょう。東は千年川が新小結。響舛は小結で勝ち越しながら前頭筆頭に下げられてしまいました。土俵の方は西ノ海・小錦・朝汐と東の3強が順調なスタート。

明治27年春場所星取表
スポンサーサイト

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2007/12/19 18:37】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
<<明治27年春場所2日目 (東京朝日新聞/明治27.1.5) | ホーム | 明治26年夏場所千秋楽 (毎日新聞/明治26.6.16)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。