スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治26年夏場所千秋楽 (毎日新聞/明治26.6.16)

○回向院大相撲
・昨日十日目の同相撲は千秋楽としてはまづ景気よき方なり。
一力玉龍は、立上り突合い一力遮二無二突張りハズンで踏切りしに、早くも廻り込んで逆に攻込み一力の勝なりとて行司は団扇を指したり、しかるに検査役関ノ戸武蔵川一力に踏出しありとて行司を叱咤せしに八角浦風の二検査役は行司の判定を至当なりと主張し、遂に検査役の間に紛議起りしがようやくに預りとはなりぬ。
海山高千穂は、突張りて海山の勝。
笹島岩戸川は、立上るや渡し込んで岩戸川の勝。
鬼若越ヶ嶽は、右をアテ寄り切りて越ヶ嶽の勝。
梅ヶ崎勢力は、ヒネリての勝。
雷山藤ノ嶽は、敵の差し手を泉川に撓め揉合い、二本差しとなり諸に絞り水入りてのち睨合いの姿となりたり、時に降雨はしばらく天幕に支えられしがたちまちにして天幕を凌ぎ雨の洩れ来るより、初めには観客これを避けしが果ては場内一般車軸を流す如くいづれもケット、敷物、傘等にてこれを支え居り、力士は一切構わず睨合いてありしが、果てしなければ引分にて千秋楽の相撲を終わりたり。

○相撲彙報
・来る十九日より七日間、横濱に於いて興行する初日取組は左の如し。
西ノ海 若 湊 
小天龍 響 升 
今 泉 大蛇潟
海 山 一 力
大 纒 小 錦 
千年川 高ノ戸 
芳ノ山 藤ノ嶽 
越ヶ嶽 高千穂
朝 汐 鳳 凰 
出羽海 北 海 
玉 龍 雷 山

大戸平達ノ矢の一行は、明後十八日弥生館に於いて旧薩摩藩士戊辰の役に戦死せし人々の吊祭相撲を済ませ翌十九日を以ていよいよ北海道へ、また平ノ戸大碇高浪響矢等は本日より浅草公園にて四日間興行。

ここ数日は天気が下り坂で、結びの一番は雨中の相撲でしたが何とか今場所も無事に終了しました。力士たちはそれぞれの巡業先へ向かって行きます。北海道での夏巡業、船で行くんでしょうけれども大変そうですね。現地ではどうやって移動してどんな場所を廻っていたのか興味あるところです。

明治26年夏場所星取表
スポンサーサイト

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2007/12/17 21:09】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
<<明治27年春場所初日 (東京朝日新聞/明治27.1.5) | ホーム | 明治26年夏場所9日目 (毎日新聞/明治26.6.15)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。