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明治24年夏場所8日目 (毎日新聞/明治24.5.19)

・昨日八日目の相撲は随分倦欠すべき角觝ありて実に掲載すべき価値なきもの多く、且つ緊要なる原稿多きを以て方々目覚ましき勝負のみを記さん。
大砲高ノ戸は体格並びに力量に至りてはに劣れる実に比すべきものならざれど、相撲巧者なる事はまたに及ばざる数等なれば此の取組こそ面白からんと観客はいづれも立合い如何にと待ち設けたるに、力士は無造作に立上りは籠絡して勝を制せんと付入るを、は邪魔なりとの面体にてこれを払い除ければの体はよろよろとして、立て直して付入ればまた払い除けてショロショロは滑稽なりとて満場大笑、なおは敵の右を引張りて廻らんとせしが、ナンダと言わんばかりに預けられ腰をつきて大砲の勝はどよめきたり。
八幡山朝汐は、八幡右差し攻め来るに体を開いてトッタリを打ちしが早くも内ワクで八幡の勝、此の時八幡贔屓の一人は土俵に現れその勝を得意顔に賞する中、溜よりは贔屓なる横浜の八百屋踊り出でを賛するより一場の活劇を演じたる末、巡査の厄介者となりしは又一興と云うべし。
大達谷ノ音は、化粧立をなす気にてヨイショと大悠に出たるに、は応と立上ればは大いに狼狽せしを付入り、難なく二本差しとなりしが諸ろに極め撓め出して大達の勝。
若湊響升は、数回の化粧立にて立上るやは例の突張で攻上るを、は危うかりしも辛うじて残しツツ左を差してヨリ返せば、敵は絞りてヨラんとすれどは右をアテアオリけるよりは耐ゆる事あたわざるより離れて再び突張らんとせしが、烈しく付入り押切りて響升の勝で打出したり。

前日あたりから相撲内容が悪くなり、ついに記者も書く気がなくなってしまったのでしょうか(;・ω・)いきなり登場する大砲(おおづつ)はのちに横綱となる巨漢力士で、まだ幕下ですが注目を浴びています。体格を生かした相撲で盛り上げました。その後も土俵への乱入者あり、人気者大達の力相撲もありましたが、全体的にはあまり面白くなかったようですね。
明治24年夏場所星取表

番付外・大達羽左エ門
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2007/09/03 18:55】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
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