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明治24年春場所6日目 (毎日新聞/明治24.1.16)

○回向院大相撲
・昨日六日目は賽日とて中々の大景気なり。
真力北海は、立上り突合いは右をハヅに当て無闇にヨリ来るを、は此処ぞと体をカワシ土俵を開きたれば敵は一転して背後より腰を預け外スクイにて勝を得たるは近来珍しき極まり手にて、北もまた巧者と云うの外なし。
海山出羽ノ海は、出羽鋭く突掛け行くをはハタきながら付入り二本差しとなりしに、出羽は諸に絞り金剛力にて押出さんとするを防いで大相撲となり、水入りてのち出羽差し替えたるも力すでに尽きて防ぐ一方なりしかば、此処ぞヨリ切る機会なりとは敵を引付けしに出羽も大事と外掛けにて防がんとするも勢いなく、ヨリ倒して海山の勝は受ケタ相撲。
楯甲朝汐は、左四ツにつがいては大袈裟にアオリツツヨラんと土俵わずかに成りしかば、は棄てバチに下手ナゲを撲せしが同体流れて預り。
若湊千年川は、千年左差しにて攻行くをはハヅでより返したるに、千年スクイ投を撲せしが敵は体をかわし残し離れたれば、千年は付入りつつ右手を突き出すを引張り込んでウッチャリし如くにての勝、或いは極り手は外ドッタリとでも言うか。
剣山響升は、左四ツにつがいは引付ながらヨリ来れば、棄て身にて響升の勝は得意の手段に敵を陥し入れしは満足ならん。
西ノ海谷ノ音は、右差しヨリテ西ノ海の勝は立派。
泉瀧高浪は、左四ツは上手を引き一二度上手ナゲを打ち競い合いしが、如何しけんの竪三ツ外れしにすぐに締め直して再びつがいてナゲの打合となりしが、勝負極らずして引分。
達ノ矢鬼鹿毛は、左差しは左より襷となりて一寸とスクイしをはイヤダと言えるをヒネリて見事の勝。
鞆ノ平筑波山は、突合ううち素首落しでの勝は老練と言うの外なし。
知恵ノ矢今泉は、左四ツは上手を引き足クセを巻きしが、ナヤシツツ解き釣出して今泉の勝。
大泉鬼ヶ谷は、はエイの一声と共に左をハヅに突張るを、は暫くと言える体なればもソウカと張りしハヅを緩めしに、敵は其のまま巻込み来り相撲となりしかば、観客の過半はの卑怯なるを呟きつつありしうち、再び突張りて勝を得たるが体が伸び過ぎて倒れたるをはさこそと苦情を唱えたるが、検査役は採用せざりしは当然。
八幡山一ノ矢は、左四ツ足クセ巻き倒して八幡の勝。
小錦平ノ戸は、左四ツヨリながら突放して小錦の勝にて打出したり。

躍進中の大泉ですが、待ったのフリをして相手を騙すとは汚い手です(;・ω・)これでは人気もすぐに落ちてしまうのではないでしょうか。最近平幕上位に定着してきた鬼ヶ谷には実力的にも及びませんでした。十両の高浪(たかなみ)はモロ出しのアクシデントですが相撲を取りきって引き分け。どの程度まで外れたのか分かりませんが、マワシが外れると負けになるルールはまだ無いものと見られます。

明治24年春場所星取表
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【2007/07/27 11:26】 | 大相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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