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明治23年春場所9日目 (毎日新聞/明治23.1.15)

○回向院大相撲
・昨日九日目は、午前十一時頃よりチラチラと雪降り出でたれば入れ掛けならんと思いし相撲は強情にも打ち通し、此の天気にて不人気なりしも徳川公、蜂須賀侯などは相変わらず見えられたり。
大泉朝汐は、立合い左四ツにつがいは遮二無二ヨラんと押し行くを、外掛けモタレ込んで朝汐の勝。
谷ノ音出羽ノ海は、右四ツ難なくヨリ切りて谷ノ音の勝。
平ノ戸大蛇潟は、立合い大蛇右差しは上手を引いて競ううち上手ナゲにて平ノ戸の勝。
芳ノ山響升は、右四ツヨりて響升の勝は是非なし。
瀧ノ音四ツ車は、突出して瀧ノ音の勝。
大纒阪田野は、右四ツになりて釣合い阪田は無遠慮にヨリ切らんと押行くを、土俵際にて棄身大纒の勝。
新川達ノ矢は、立合い引掛け小手投げにて達ノ矢の勝。
鬼鹿毛北海は、立上り左四ツにつがいは例の合掌に掛る心得なりしが、差し手を引抜き合掌に行かんとする時は敵のワナに掛かりては大事なりとて手強く押行くを、は足クセに防ぎ水入りのち左四ツとなりヨリ切りて北海の勝。
春日野大則戸は、立合い大則左差しとなりしを春日は泉川に絞りたるが、カタスカシにて大則戸の勝。
嵐山八幡山は、また引分かと観客の予想に違わず立上り左差し八幡は敵の首に左手を巻き睨み合いて水入り、のち一寸揺りて引分はツマラヌ立合。
西ノ海知恵ノ矢は、左差しを引張り込み泉川にてキメ出し、西ノ海の勝にて打出したり。
・さて此の日は観客が待ち設けたる顔触れのうち司天龍若ノ川真鶴綾浪真力今泉大鳴門小錦の角觝を休みたり、また今日は十日目ゆえ木戸を六銭に値下げせり。

幕内力士にとって最終日となる九日目はまたも休場者が多く、天気にも恵まれずあまり盛り上がらなかった様子です。大関西ノ海も負け越しの平幕力士が相手、簡単に7勝目を挙げて場所後の横綱免許へとつながります。朝汐・滝ノ音ら十両力士による奮闘が光りました。

明治23年春場所星取表
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2007/06/10 07:13】 | 大相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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