スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治22年夏場所9日目 (毎日新聞/明治22.5.29)

○回向院大相撲
・昨日九日目は、正面の桟敷には徳川公、佐々木伯、芳川内務次官、末松県治局長等、また西桟敷には板垣伯、谷子等をも見受けたり。
春日野若ノ川は、左差し春日は得たりと引張り込み泉川にて撓めるうち、敵は右をアテ突き出して若ノ川の勝。
今泉平ノ戸は、左差し攻めヨリはこれを堪えしかば敵はシテやったりと肩スカシ、残りてなお攻め付るには泉川となり撓めつつ防ぎ居るうち水入り、のちは右をハヅにアテ無残にヨリ行く時、は土俵際にて堪まらず棄てバチを打ちしが渡込んでの勝は鋭き働き。
鬼ヶ谷響升は、二三突合い左四ツにつがい、は上手縦ミツを取りゴリゴリを極めながら攻め付るゆえ、如何に剛の聞こえあるなればとて堪えざれば、其のままジリジリと押されすでに危うく見えし時、見事ウッチャッて響升の勝は喝采。
小錦真力は、難なく突張りて小錦の勝。
一ノ矢若湊は、右を差し押行くをは巻いて防がんとする間もなく、ヨリての勝。
知恵ノ矢芳ノ山は、二本をハヅにアテ遮二無二押行くを、一寸と堪え引落して知恵ノ矢の勝はあっぱれあっぱれ。
上ヶ汐嵐山は、左ハヅ突張りて嵐山の勝。
真鶴常陸山は、突合い左四ツ投げの打ち合となりしがついに下手投げにて真鶴の勝。
八幡山千年川は、八幡左差しはこれを巻かんとせしも釣出して八幡山の勝は是非なし。
西ノ海鞆ノ平は、左四ツヨリ切りて西ノ海の勝なり。

○力士の披露
芳ノ山境川増位山追手風龍門武隈、行司木村喜代治荒磯等、いづれも年寄の家名を相続したるよし、昨日それぞれへ披露せりという。

西ノ海が復活の9戦全勝を果たしました。大関から一時小結まで番付を落としましたが、ここのところの安定感は素晴らしいものがあります。剣山・大鳴門と対戦していない分を割引いて見ても目覚ましい活躍でした。また年寄名の襲名披露がこの時代は土俵上で行われています、昔は行司さんが年寄になるケースもたびたび見られます。

明治22年夏場所星取表


新聞掲載の星取表(クリックで拡大)
スポンサーサイト
【2007/05/17 18:57】 | 大相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<明治22年夏場所千秋楽 (毎日新聞/明治22.5.30) | ホーム | 明治22年夏場所8日目 (毎日新聞/明治22.5.28)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://gans01.blog70.fc2.com/tb.php/200-401e54b9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。