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明治21年春場所7日目 (毎日新聞/明治21.1.12)

○回向院大相撲
・昨日七日目は、黒田副島吉井の三伯爵、徳川公爵、蜂須賀侯爵及び黒田安藤の各議官等をも見受けたり。
知恵ノ矢泉瀧は、左四ツにて互いに撓め合ううち出し投げにて知恵の勝。
緋縅高見山は、突合ううちに踏切りありしも力士は頓着なく、なお突合いしが間もなく行司木村龍五郎が の負なりとて抱き止めしは一寸よし。
若湊綾浪は此の日一二の相撲なれば、力士の土俵に上るやいな観客の力声は暫時鳴りも止まざりき、さて力士は丁寧に仕切りて立上り、は早くも左差し攻めんとするをは敵の差手を絞りながら押切りての勝と思いしに、西溜りにありし高見山及び西ノ海は、は押切らるる時見事敵をウッチャリたれば充分の勝相撲なりとの物言に付て預りとなりしが、この苦情は実に無理なる様に思わる、もっとも星はに付きたりと、さもあるべし。
鬼ヶ谷相生は、観客の待ち設けたる相撲なれば力士の上るやたちまち鯨声涌き出で中々に止まざるうち、力士はいとも丁寧に仕切り立上るやいなは電光の閃めく如く突掛け、のち突張り出さんとするとき敵の躰差や危かりしが、はイヤダと土俵を廻りながら一寸とハタキしに、は左を差しヨラんとするを極め付けたれば敵は掴まりては一大事と差手を引抜くが早く突出しての勝は実に目覚ましき働きなりき。
千羽ヶ嶽西ノ海は、左をハヅに構いヨリ倒して西の勝。
大鳴門嵐山は、立上り二本差しヨリ切りて鳴門の勝。
鬼鹿毛吉ノ山は、立上りは左を差し右にて捲き落とさんとせしを残し、左差し押出しての勝は器用なもの。
平ノ戸阿武松は、左差し釣出しての勝は当然。
矢車出釈迦山は、諸差し釣出して矢車の勝は出釈迦の弱き事呆れたり。
真力伊勢ノ濱は、ヨリ切りての勝。
八幡山千年川は、立上り八幡は二本差となりてヨラんとするを、千年は右にて敵の首を捲き足クセにて防ぎしより、釣出して八幡の勝。
海山鶴ヶ濱は、突合い揉合い四ツとなり互に睨み合い、水入り再び前の如く一寸とヒネリしが、敵が敵ゆえ更に動する色なく其のまま引分は遺憾なりき。
高千穂真鶴は、突合いナンノと左にて手強くハタキ込みの勝にて打出したり。
・此の日鞆ノ平一ノ矢は、が病気の為め休みたり。

白星先行していた鞆ノ平も休場、これといった好成績者がいなくなりました。抜きんでた存在だった大達がいないので混戦模様です。弱くてあきれられてしまった出釈迦山はこの場所勝ち星を挙げられず引退することになります。
明治21年春場所星取表

十両が少し太字になって出身地も明記
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

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