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明治20年春場所5日目 (毎日新聞/明治20.2.3)

○回向院大相撲
・昨日の五目目は天気の都合とは言え少しく気の抜けた所に、力士中に休み多くなかんづく両大関とも病気とは近来になき事にてかたがた観客の足も薄らぎしやに見受けたり。
廣ノ海上ヶ汐は突張て苦もなく上ヶ汐の勝。
八幡山嵐山は大相撲となりしが、八幡例の外掛けから寄り倒したれど体早く物言い付きたるは無理なき物言というべし。
鶴ヶ濱一ノ矢は、右を差して寄り切り一ノ矢の勝は益々強い。
知恵ノ矢西ノ海は、知恵ノ矢が例の足クセをやりしに高すぎて利かず、上から押潰され西の勝。
大鳴門常陸山は跳合いて大鳴門右を差し、預けて押し切り鳴門の勝。
真力若湊は、真力が立ち後れての勝はもっけの幸い。
鬼鹿毛鷹ノ矢は、未だ鷹ノ矢が幕下の分際で相手を舐め中腰に仕切りなどしてかたくせんとせしを、は実地に取りしが案に違わず投げを激しく打たれ、最後の投に足を運びかね土俵詰まり見苦しくの負けとなれり、ソコデ若き力士に忠告す、必ず相手を舐める心を出すなかれ負けた時見苦しし。
出釈迦柏戸は、出釈迦が高ムソウに潜りしに手はずれ後ろを振向いた所を後ろから抱出しての勝。
龍門友綱は、遮に無に寄って友綱の勝はお手柄。
鞆ノ平高千穂は、寄っての勝。
綾瀬川綾浪は随分人気の乗った相撲なりしが、立合際綾浪が下へ潜って廻しを探りに来た所をちょっとスカセて綾瀬の勝はとんだ僥倖。
海山大達は左四ツとなり、海山が下手投げにてついに大達の勝ならんと想像説もありしが、休みとは残念残念。
・また昨日は佐々木、副島、土方、三宮中顧問官を始め吉井宮内次官、高崎府知事、其の他海軍将校も大勢見受けたり。

ついに2月に入ってしまいました。日数が空いてしまうとやはり気が抜けるものでしょう。客足が減り、大達は何の病気なのか休場してしまいました。天覧相撲以降、客席に来る要人が増えたためか名前がよく出ています。毎日のように来ている宮中顧問は相撲好きの明治天皇へ速報を届ける任務なのでしょうか?

明治20年春場所星取表
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2006/12/08 12:47】 | 大相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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