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明治20年春場所4日目 (毎日新聞/明治20.1.30)

○回向院大相撲
・昨日の四日日は、長雨のため人々待ち受けし所なれば非常の大入なりし。
若湊泉瀧は突張ッて若湊の勝。
高ノ矢梅ノ矢は相四ツから釣ッ競となり、寄っての勝。
柏戸真力は初めての顔合せゆえか柏戸も丁寧に取りしが、ついにアシクセをやり損じて柏戸の腰砕け真力の勝。
綾瀬川一ノ矢は、差し寄って一ノ矢の勝はアッケなし。
大達知恵ノ矢は案外の大相撲、左四ツにて揉合いしが知恵は長く取らば勝手悪ししとアシクセに行きしも利かばこそ、は平気で股を広げ悠々と持ち出しての勝は強いもの。
藤ノ戸朝日川は潔く立ち、出て来る所を「河津」に掛けて美事の勝はちょっと利いた相撲。
千年川矢車は、立合に引掛け渡し込んで千年の勝。
桐山龍門は、大ノ川以来のヤグラに掛けて容赦なく龍門の勝。
綾浪廣ノ海は相差しで揉合い、が一杯に進む所をスクイながら振り向いて綾浪の勝は此様な物なるべし。
高千穂海山は巧者同志の立合ゆえ、見巧者の観客は静まり返って見物せり、高千穂は差し負けて左を伸ばし前袋を探しに行く所を肩スカせで敵を匍匐せ海山の勝、この時この力士と同産地の某貴顕は思わず桟敷に突立ち上り拍手喝釆、大御喜悦の様に見奉れり。
嵐山鶴ヶ濱は念入りて立合いしが、双方右を嫌って左四ツとなるが早く掻い込みは引張り込んでナタを極めしに、も仲々の剛の者ウンと踏ん張る所をは逃がさず外から足をかけ、もたれ込みて重なり落ちの勝は当日の勝負にてあり。
西ノ海八幡山はかねて目算のある事と見え、八幡は余程練って居たる様に見えたり、やがて八幡の手が八寸ばかりも差せしと思う時、得たりと西は例の手を極めしを引抜きざま八幡山身を反らし両手を以て相手の左手を巻き左足を上げて敵の膝のあたりをしたたかに蹴たれば西の体前に流れ右手を砂に突き八幡の勝はあっぱれの働き、末頼もしく思うなり。
上ヶ汐大鳴門は、跳ね負けて鳴門の勝。
・此の日は相生白梅常陸山緋縅友綱千羽ヶ嶽高見山鞆ノ平の四組は休みたり。
・貴顕紳士の来場も多く、佐々木副島二宮中顧問官、蜂須賀公使、徳川家達君をも見受けたり。


木村誠道は今度式守秀五郎という年寄株になり、行司の方にては式守鬼一郎と改名の披露ありし由。

三日目から10日以上経過していますが・・・ずいぶん降ったものです(;・ω・)日が延びると、力士の食費など経費がかさむので年寄連には頭の痛いところでしょう。それでも大入りなのがありがたい事です。この日は八幡山のワザ師ぶりが光りました。

明治20年春場所星取表
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テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

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