スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治14年春場所4日目 (東京横濱毎日新聞/明治14.1.13)

・昨日回向院四日目の相撲は見物三千六十六人にて。
・中入前の鞆ノ平響矢の勝負は前日顔触れの時より諸人待ち設けたる勝負なるが上、双方出世相撲の事ゆえ、始終念を入れて申分なく立ち上り響矢は右を差せしに、鞆ノ平はこの手の上よりミツを取りすなわち右差しにして「アイヨツ」となりて揉合い、響矢はぢりぢりと寄せ付け余程土俵を進みし時、一振り振って相手の腰を浮かすと見えしが其のまま鞆ノ平を押し出したり。
梅ヶ谷浦風は双方初日より土付かずの老練相撲ゆえ立合は余程念を入れて立上り、浦風は二本差して押し出しを掛けんとせしかど梅ヶ谷は上より「カンヌキ」を以て締め上げ寄せ付けて押出したり。
・中入後、荒虎千羽ヶ嶽の勝負は立合い申し分なく立上るや否や荒虎千羽ヶ嶽の得手なる「釣り」に掛けられ既に危うく見えしが、初日より元気十分の荒虎は釣り上げられながら右足にて相手の左足を蹴て搦みしかば、千羽ヶ嶽は足を折り尻餅つきて倒れたり。
司天龍高千穂は「四ツ」に渡りて揉合いし後、司天龍高千穂を一度釣上げ相手の浮足になりし所を付入りて土俵の外へ押し倒して勝を得たり。

・本日の取組は入間川稲川高千穂千羽ヶ嶽上ヶ汐達ヶ関勝ノ浦大纒響矢司天龍関ノ戸阿武松荒虎清見潟浦風武蔵潟手柄山鞆ノ平柏戸梅ヶ谷若島荒角

現在、相四つというと双方の得意の四つが同じもの同士であることを指しますが、ここで言う相四つはお互いに差し合って廻しを取り、五分五分の情勢であることを指しているようです。梅ヶ谷は相変わらず強いのですが今回もきめ出し、相撲の取り口としては力任せで少し面白味に欠けるところがあったようです。阿武松はかつて若い頃に兜山という名で快進撃を誇り、その後に大力士「雷電」の名を受け継いで大関にまでなった力士です。病気のため地位を落としていますが翌日も関ノ戸に敗れて休場、次の場所も全休で引退しましたので結果的にこれが最後の土俵となります。

明治14年春場所星取表
スポンサーサイト

テーマ:大相撲 - ジャンル:スポーツ

【2006/06/24 23:20】 | 大相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<明治14年春場所5日目 (東京横濱毎日新聞/明治14.1.14) | ホーム | 明治14年春場所3日目 (東京横濱毎日新聞/明治14.1.12)>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://gans01.blog70.fc2.com/tb.php/14-bdc17514
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。