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明治19年夏場所8日目 (毎日新聞/明治19.5.23)

○回向院相撲
・雨天の為に順延せし同所の相撲は、快晴に付き昨日が八日目にて当日の勝負付は左の通り。
九紋竜は押切て緋縅に、綾瀬川は櫓にて浦湊に、伊勢ノ濱はカタスカシにて桐山に勝。
・さて八幡山真鶴は左四ツとなり、機を伺いては相撲いしかど相撲達者の若同士いづれも油断なく大事を取って水となり後、引分けとなりしかど一体大相撲にはあらざりき。
千羽ヶ嶽常陸山は、千羽敵の二本をキメ足クセに行きたりしが自からツブレて常陸の勝。
鞆ノ平一ノ矢は立上りて小手先に突張り合い、隙のありなば組入らんと双方にらみ合いしがやがて一ノ矢振り放して左を差さんとなしけるを、はイヤダと逃げ身になるを付け入り押切の勝。
大鳴門大達は、大達ちょっとの立後れのように見えしが、どこからでも立つエラ物ゆえ難なく引受けし其の時には大鳴門が押切らんかとうたがいしが、残って暫時いどみ合いしもハタキ込で大達の勝。
廣ノ海竜門は左四ツとなり、が寄り来るを土俵際にて竜門釣出さんとして双方の体流れしが、廣ノ海の踏切り早くまず竜門の勝なりしに団扇はかえって廣ノ海へ上り、物言起りしにぞ場面だけの預りとなりしは東西の力士とも行司の案外に吹出せり。
知恵ノ矢嵐山は立合い知恵が左を差すを、心得たりと泉川を極め放して難なく勝は美事なりし。
鶴ヶ濱高ノ矢は、立上り高ノ矢右を差し三ツを引き釣らんとする時、はマッタマッタと言いけるうち釣出して高ノ矢の勝となりしに、はマッタを言いしに聞き入れざるは不法なりと物音を付けたり、行司は既に立上り三ツに手の移りし以上はマッタをいうも其の効なしと争いしが、時間の遷延を恐れて土俵だけを預りたり。
友綱高千穂は、突掛け中高千穂はヒッカケて鉄砲カマせし其の時に友はよろめき土俵際に至りしが立直りて、組み付きざま高千穂を行司溜まりへ寄倒せしが、初めよろめきし其のみぎり友綱に踏切ありとて行司には高千穂に団扇を上げしに又もやここに争いを生じ、年寄その他の奔走にて行司の預りとなす事に披露せり。
剣山西ノ海は、が突掛る左を泉川にキメ引立ての体行司溜りへ後づさるを付入り、ヤハヅとなせし其の時はの危うく見物はあれあれという内に、そこは大関防いで残り土俵の中央に進み出でちょっと争う時西は足クセを巻きざまスクイ投げを行きたるをは切返して勝を得たり。

日が暮れる前に打ち出せるよう、進行のスピードを気にしていますね。その事自体は良いことだと思いますが、何でもかんでも預かりというのは・・・土俵預かり、行司預かりとのことなので勝っていたはずの力士は白星扱いとして給金は一応上がったことでしょう。力士本人からの物言いを聞いていたらキリが無いので廃止したらどうかと思うんですけどね。

明治19年夏場所星取表
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【2006/11/28 10:58】 | 大相撲 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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