スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
明治30年夏場所8日目 (東京朝日新聞/明治30.5.25)

○回向院大相撲
・一昨日(八日目)は前日来の好相撲にて人気も立ち日曜でもあり旁々以て非常の大入となり、先年梅ヶ谷大達の顔触れにて満都を震撼したる時のほか絶えて見たる事なき上景気を呈したり。
熊風谷ノ川は、寄り切っての勝。
岩戸川毛谷村は、掬うて岩戸の勝。
玉風は、突出しての勝は得手。
松ノ風大戸川は、大戸の押し来る鼻を引き外し上手投げにての勝。
常陸山笹島は幕下第一の好取組、は立ち上るや左差しにて寄切らんとするを、は引掛け突手に一度に西溜りへ落したり。
岩木野淀川は、角觝にならずの勝。
若島稲瀬川は、の右差しを内掛けにて送出す。
京ノ里黒岩は、の泉川にて撓めるをはそのまま預けてもたれ込みたり、大出来大出来。
小松山梅ノ谷は、の左四ツにて寄るを小松は防ぎたれど遂に櫓にての勝。
鬼鹿毛玉龍は、の合掌に不勝手の左差しとなりて挑みしが、水となり後取り疲れて引分。
天津風増田川は、突合いて左差しにて寄り倒しの勝。
荒岩逆鉾は当日の好取組みにて拍手喝采の内に両力士は土俵に上り、立上るやは左差しにて寄り行きすでに危うかりしも難なく残して寄り返す時、は又もや巻き落さんとせしがこれもは防いでその手に乗らず、取り疲れて水となり後、は引落すと見せて捻りの勝は大相撲。
大砲源氏山は、の左差しにて寄るをは右差しにて受け耐えつつ腰を捻っての勝は大出来なり。
鳳凰朝汐は、の左差しをは引張て泉川にて撓出さんと進むを、は廻り込みて右四ツとなり、より激しく寄るを上手投げにての勝は大喝采、兎角はセキ込んで敗を取る、惜しむべし。
・(中入後)横車高見山は、突合いてのち手四ツにて挑みしが次いで相四ツとなり互いに得意の手術を尽くしたるが極らず、取り疲れて引分。
大纒不知火は、双方左差しにて挑みしのち不知は左差しとなりて寄るをは廻り込みにて腰投を打ちしが見事に極まりの勝。
當り矢高浪は、例の筈にて押切り當りの勝。
小天龍越ヶ嶽は、左差しにて寄り切られ小天の負。
大戸平若湊は、の左差しにて寄るを大戸土俵際にて巻き落さんとする間もあらせず、もたれ込んでの勝。
海山小錦は一月場所の七日目に敗を取りしに懲りてや、は念入に仕切り左差しに行くをは例の合掌にて捻りしも利かず、かえってに捻られての腰砕けたり、是にて打出し。

十両筆頭の梅ノ谷は連日東西の幕内力士と対戦、十両同士でまだ対戦していません。それでもこの日も櫓投げを決めて7勝0敗1分、怪童の才能開花と言えましょう。伸び悩む巨漢大砲は源氏山を下して勝ち越し決定。そろそろ存在感を示したいところです。好調海山は果敢に小錦を攻めますが跳ね返されて2敗目。新鋭の人気で客入りは上々ですが、ベテラン役力士たちもまだまだ頑張ってほしいところです。

明治30年夏場所星取表
スポンサーサイト
【2009/11/10 13:18】 | 大相撲 | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。